代表挨拶
東日本大震災から7年が過ぎても、被災地はいまだ復興途上にあり、多くの人たちがいまだに避難生活を余儀なくされています。また、一昨年4月に発生した熊本地震は、震度7を2回、震度6を2回と最大規模の揺れが襲い、甚大な被害をもたらしました。これらの被害を目の当たりにし、今後30年以内の大地震の可能性が80%と発表されている千島海溝・フィリピン海溝プレート地滑りによる東海・東南海地震、首都圏直下型地震などへの充分な備えは、これから建築物を建てる上での大きな課題となっています。いま日本では、国、地方自治体、民間が総力をあげて地震防災対策に取り組んでいるところです。
株式会社地質士は南房総エリアでは唯一の地盤専門企業として設立し、今年2月で7周年に入りました。現在、地盤調査・解析、地盤改良工事を主な業務とし、付随する測量業務、コンサルタント業務、土木工事業務、不動産業務までをトータルサポートしています。
地盤調査、改良工事にあたっては、業界最新のエコノミックベース工法を新規採用。これまでのウルトラコラム工法、G-ECSパイル工法、ハットウィング工法、スラリーコラム工法・鋼管杭工法・PHC杭工法とともに提供を開始しています。人材の面でも、1級地盤検査技士に加え、地盤判定士を在籍させ、地盤保証検査協会・住宅地盤品質協会との技術連携も含め、熟練した技術者の確かな技術とともに調査・解析・施工を行っています。
そのほか、皆様に万全の安心をお届けするため、三井住友海上火災保険会社との提携及び、地盤保証検査協会、ハウスワランティ、トーセ・フィールドサービス、住宅地盤品質協会に加盟。保証制度を活用し、20年保証制度を導入しています。あわせて液状化保証、生産物賠償責任保険(弊社独自)、組立保険にも加盟し、他社に先駆け万全の体制で取り組んでいます。
そして、2017年8月からは、不動産事業のスタートとともに、念願であった木更津オフィス(支店登記済)を開設いたしました。今後は、さらに県内広域に弊社業務を展開していきたいと思っております。
株式会社地質士は、地盤のトータルサポート企業として、全社員一丸となり、全力で安心・安全をお届けしてまいります。今後とも、より一層の御支援・御指導を賜ります様にお願い申し上げ御挨拶と致します。
代表取締役 菊地裕美